OPプラチナ 11 なぜ、おれは]とふたりきりになってしまったのだろうか。 あの時は欲望を抑えるのに、あんなに必死だったのに。今までずっと欲望を抑えてきたのに。勢いにまかせて口から飛び出たのは、どう考えてもここから先に進むかどうかの選択を迫る言葉だった。 ... 2014.04.24OPプラチナ夢
OPプラチナ 10 「今度、おれに会いに来て」 ドフラミンゴさんのお願いは、とても簡単なようで難しいお願いだった。部屋の場所は前から聞いていたから、行けないわけじゃない。難しいのはそんな所じゃない。 あの日からもドフラミンゴさんは毎日私の部屋に来た。チュロ... 2014.04.11OPプラチナ夢
OPプラチナ 09 天気が良い。テラスにはおれたち以外誰もいない。気持ち良い風が吹いて、海の水面が小さく波立った。 わざわざこんな国まで来た甲斐があった。ドレスローザでは穏やかにいかなかっただろう。今のドレスローザは、]が知っているドレスローザではない。おれ... 2014.04.10OPプラチナ夢
OPプラチナ 08 あれからパニック状態だった]も今はもう落ち着いたようだった。 拐ったあの日のような怯えた目で見られて以来、一度も目を合わせてくれない。それでも会話はしてくれるようになったし、飯も食べるようになった。おれが見ていられない間はモネに監視を頼ん... 2014.03.01OPプラチナ夢
OPプラチナ 07 何もできないままこの日が来てしまった。 おれはおれの好きな事をするけれど、ファミリーの事、与えられた使命の事、]の事、それぞれ全部別の大事な事だ。ひとつに考える事なんてできやしない。 今日は与えられた使命にとって大切な日だ。]の事とは関... 2014.02.21OPプラチナ夢
OPプラチナ 06 この間、]が嫌いじゃない、と言っていたけれど、あれは本心だと思っている。本当の所なんて全然わからないけど、嘘じゃないと思う。 むしろ、貼り付いたような笑顔をする]がおれに怒ったり冷たくすることは、実は特別なんじゃないかと思っている。 思... 2014.02.08OPプラチナ夢
OPプラチナ 05 人を傷つけるとか、傷つけられるとか、よくわからなかった。私は私だし、他人は他人だし、他人の言葉ひとつでいちいち惑わされたりするなんて馬鹿らしいと思っていた。嫌なやつは遠ざければ良いし、理解できないやつとは話さなければ良いと思っていた。 昨... 2014.01.31OPプラチナ夢
OPプラチナ 04 「一応聞きますけど、毎日毎日何しに来てるんですか」 「別に何もねえよ」 「はー」 ]は盛大なため息とともに、テーブルに紅茶を置いた。 なんの話をするという事もなく、来られる日はここに来た。注文はプレーンとシナモンとホットチョコレート... 2014.01.31OPプラチナ夢
OPプラチナ 03 「チュロひとつとホットチョコレートふたつ」 「1,000ベリーで、す」 「ん、どうした?」 いつもと違う注文をした。 初めてかもしれない。味を変えたのも、きちんと数を言ったのも、ひとりでこの店に来たのも。注文を受けた]は、おれを見る... 2014.01.24OPプラチナ夢
OPプラチナ 02 「チュロスみっつ」 「はい」 今日も不機嫌。昨日も不機嫌だったし、明日もきっと不機嫌だろう。 原因はなんとなくわかっている。おれがこの店に足を運ぶと、それまで賑わっていた広場には打って変わって静寂が訪れる。 自分でもわかっているのだ... 2014.01.19OPプラチナ夢