DEAR

DEAR

DEAR.三蔵 05|空即是色

どうにもこうにも、明るい月夜ってのは眠れねえもんだな。 久々の大部屋で、悟空を始めとする男どもプラス1と1匹は0時頃まで大騒ぎして1時前には寝付いたようだ。こちとら布団に潜ってはみたものの、やっぱり月明かりが気になってどうしようもなかった...
DEAR

DEAR.三蔵 04|思惟

三蔵が、私のことを好きだと言った。たとえその場の流れや私を元気付けるためのデタラメだったとしても、その言葉はなんだか私に勇気を与えてくれた。ような気がする。 「悟浄、見て」 「おっ、馬子にも衣装ってか?」 「もうちょっとマシな感想なか...
DEAR

DEAR.三蔵 03|親愛なる

悟浄と悟空の目は誤魔化せても、僕の目はごまかせませんよ。 と、最近の三蔵と]を見ていてそう思う。 「次の誦経いつ?」 「……明日」 「行ってもいい?」 「いつも勝手に来てんだろうが」 あなたはいつから三蔵の前でそんなふうに笑うよ...
DEAR

DEAR.三蔵 02|受想行識

悪夢で目が覚めた。 昨晩、悟空たちは明け方近くまでトランプに興じていたようで、3人揃ってとんだだらしない状態で眠っていた。起きる様子もない。 まだ5時じゃねーか。こいつらも当分起きないだろうし、もう一度寝るか。そう思って布団に入り直すと...
DEAR

DEAR.三蔵 01|自慰

※夢主が悟浄をおかずにして自慰をしているだけの誰得な話です。飛ばしてもまったく問題はありませんので、苦手な方はスルーしてください。次のお話はこちら ただマッサージしてもらっていただけなのに、三蔵に怒られた。どうやらベアトップのミニ丈を...
DEAR

DEAR 10|夜

なんか懐かしいな、この感じ! 慶雲院は女人禁制っつーか一般人立ち入り禁止だったから、]はいつも居なかった。俺は]にも会いたいのに、三蔵はいっつも八戒と悟浄を呼びつけるからなかなか会えなくて文句言ってたなー。最終的には勝手に抜け出したけど。...
DEAR

DEAR 09|不増不滅

「本当に馬鹿なことをしてくれたな」 「すみません……」 悟空が動揺して部屋に飛び込んできた時は一体何事かと思ったが、まさかこんなくだらん事だとは思いもしなかった。ついにその不安定なバランスが崩れたかと思いきや、わけを聞けばまあ実にくだら...
DEAR

DEAR 悟浄|ポリクロマティック

日が昇りきった頃に目覚めると、ちょうど]も起きた所だった。「おはよー」と短い挨拶の後、リビングのソファに直行してそれぞれ両端にもたれて座る。完全に二日酔いだわ。頭いてー。 どうせ]もそうだろう。普段は俺がいれば(いない時は知らん)真っ先に...
DEAR

DEAR 08|誘惑と調教

帰宿したら部屋の外まで]の声が響いていた。ほんの数時間前までお経を聞いていたとは思えないほど低俗なセリフを連発する]に、思わず怒鳴ってしまった。 「やめなさい、子供もいるんですよ!」 「あっ八戒いい所に来たな、パス! じゃあな!」 「...
DEAR

DEAR 07|煩悩

八戒と一緒に村の寺院に入ると三蔵は既に登壇していて、間もなく誦経が始まる様子だった。 あれから三蔵は村を変わる度に必ず一度は寺院で誦経をしてくれるようになった。三蔵は「関係ない」とか言うけれど、絶対私がせっついたせいだと思う。また気を使わ...
タイトルとURLをコピーしました