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DEAR.三蔵 later|The labor we delight in cures pain

拝啓、三蔵殿。すっかりお忘れの事と存じますが、私は欲求不満です。 あの日三蔵への恋を自覚してからというもの、ジープの後ろで三蔵のうなじを見る度に鼻血が出そうになるのを堪え、食事で隣になる度に筋張った腕や手の甲に触れたくなる衝動を抑え、誦経...
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DEAR.三蔵 10|不垢不浄

「なんで!? いつ!? 三蔵って、すっ、好きとか言うの!?」 「ちょっと落ち着いてくださいよ、悟空」 「あー聞きたくねえ…… その話、俺抜きの所でできねーの?」 「悟浄も最初くらいまともに聞いたらどうです」 隣で「今行ったらバレない...
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4人の共通点まとめ

長編の傾向はこんなのをイメージしています、的な指標 読まなくてもまるで問題はありません ただの妄想をまとめただけ 4人が絶妙なバランスで成り立ちすぎていて、そのバランス具合に感動した結果の妄想の成れの果てです。 ほ...
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DEAR.三蔵 09|憂慮

ちゃんと好きって言おう。同じ轍を踏まないためにも。 そう決意してすぐに不安になった。 私があんなにも悟浄に一直線に向かえたのには理由がある。それはとても簡単なこと。私と悟浄は同じ半妖で、同じくらい荒れた生活を送り、お互いに家族や自分を求...
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DEAR.三蔵 08|騒音

こんなにも自分の心臓の音がうるさいと感じたのは、一体いつぶりだろうか。 「悟空はいいの」 「個人部屋なのに関係あるのか」 「いや……」 久しぶりの個人部屋で、気分を落ち着けてリラックス。小さなユニットバスだけど昼間買ってもらった入浴...
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DEAR.三蔵 07|諸行無常

あの熱視線に自覚がない馬鹿に自覚させる術があるというのなら、教えてくれと乞うのもやぶさかではない。 誦経を終えると寺の僧侶に囲まれた。いつものことながら面倒くさい。あいつは輪から離れた所で目元を拭う。これもまた、いつもの光景である。 た...
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DEAR.三蔵 06|你好

めちゃくちゃ泣いたら、めちゃくちゃスッキリした。 もしかしたら私が溜めていたのは性欲じゃなくて涙だったのかも知れない。 「あー! なんで俺の取るんだよ!」 「早いモン勝ちなんだよ、バーカ」 「バカって言うなクソ河童! 」 「んだと...
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DEAR.三蔵 05|空即是色

どうにもこうにも、明るい月夜ってのは眠れねえもんだな。 久々の大部屋で、悟空を始めとする男どもプラス1と1匹は0時頃まで大騒ぎして1時前には寝付いたようだ。こちとら布団に潜ってはみたものの、やっぱり月明かりが気になってどうしようもなかった...
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DEAR.三蔵 04|思惟

三蔵が、私のことを好きだと言った。たとえその場の流れや私を元気付けるためのデタラメだったとしても、その言葉はなんだか私に勇気を与えてくれた。ような気がする。 「悟浄、見て」 「おっ、馬子にも衣装ってか?」 「もうちょっとマシな感想なか...
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DEAR.三蔵 03|親愛なる

悟浄と悟空の目は誤魔化せても、僕の目はごまかせませんよ。 と、最近の三蔵と]を見ていてそう思う。 「次の誦経いつ?」 「……明日」 「行ってもいい?」 「いつも勝手に来てんだろうが」 あなたはいつから三蔵の前でそんなふうに笑うよ...
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