aoyama

OP

クロコダイル|逃避行

久々に面白い事が起きたと思った。 高揚する気分に任せて、自由に手足を動かしながら暴れる気分は最高だ。気に入らねえ看守どもをぶっ飛ばしていると、20余年前に戻ったような気持ちになった。 あのまま燻るつもりはなかったが、こんな事態になるとは...
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和也|はじめて

「まじ?」 「なんか文句あるの」 ベッドの上でガン飛ばす]は、なんか捨て犬的な野生味があった。唸り声でもあげそうな表情で、訴える内容とあまりにもちぐはぐすぎる。 しかし制服を脱がしかけた所でそんな告白をされても困ってしまった。 えー...
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カイジ|欲の奴隷

わかってる。わかってた。 そもそも出会いがパチ屋の換金所って所からしてクソってことも知ってる。 カイジは働かない。働いても気がつくとすぐ辞めてる。 家賃も水道光熱費も食費も出さない。 ていうかここ私の家だし、勝手に住み着いただけだ。...
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一条|現実的な

広くないまでも立派な部屋に鎮座したダブルのベッドは、一条こだわりの高級マットレスでさすがに寝心地がよい。 固すぎず、沈みすぎず。この寝心地に慣れてしまうと我が家のネット通販で買った激安マットレスでは物足りない。やっぱりリラックスするなら一...
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一条|隣の席

今日ほど私の人付き合いの悪さが役に立った日はないのではないだろうか。 自分の運の良さに思わず飛び跳ねそうになった。 「い、一条! ……だよね?」 「……誰だよ」 思いきり訝しげに睨みつけられたけれど、内心それどころではない。同窓会の...
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カイジ|蚊帳

バイトから帰ってきたカイジは、私に「ただいま」と言って小さなコンビニ袋を差し出した。 「おかえり、なにこれ?」 「あ、クジ引いた客が要らないから、ってくれたから」 「アイス?」 「]と食べようと思って」 私がその袋を受け取ると、は...
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一条|沈酔

※酩酊の後日談 あの晩俺と彼女は結ばれたはずだ。 朝起きると、すやすやと寝息を立てる彼女が隣にいて、無論お互いに服など着ていなかった。正直な所セックスしたかどうかはあやふやだが。 なにしろ久々に気分が良くて飲みすぎたし、まるで記憶...
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一条|綻び

あまりの惨劇に軽く意識が遠のいた。 隣で「だから言ったんだ」とため息を吐いた一条の顔を見て、つい「まじかよ」と言ってしまった。 出会ってこの方、私の前では完璧を装っていた一条のキャラクターが崩壊した瞬間だった。 チャラい見た目のわりに...
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和也|愛よりも

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一条|酩酊

店長は優しい。 いや、時々怖い表情してるし、客には内心めちゃくちゃ冷たいし、多分会長のこと心底嫌ってるし、私にも結構辛くあたることも多い。 でも店長は優しい。 なんだかんだ言っても今日みたいに忘年会やってみたり、従業員全員が参加するほ...
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